けど、なんとなく頭の中に跡部くんがうようよしているので日記でも書いてみようの巻。

この頃、ぼーっとしてると、跡部くんがこの辺にいるんじゃないかという気になってくる。たとえば風呂から上がったらこたつに足突っ込んでぬくぬくしてそう、とか、運転中ふと助手席を見たらふつうに跡部くんが座ってるとか、そんなことを考えています。なんかもう私の日常に馴染みすぎているような気がする。もはや恋なんて呼べない。自分の中で跡部くんはやや家族に近い立ち位置に立っているように感じます。
多分、風呂上り、跡部くんの前をタオル一枚巻きつけた状態でうろうろできると思うんだ。そんでもって、「ねえねえ跡部くん、今日パンツ乾いてなかった？」とか聞けちゃう。跡部くんも、「ああ？」って面倒くさがりながらも、洗濯物の山をかき分けて「あー、これだろ。おらよ」って感じで手渡してくれる。パンツ見られて恥ずかしくないって相当距離近いよね。彼氏彼女の関係だとしても、付き合いたてのきゃっきゃうふふ言ってる頃じゃない。３年ぐらい付き合ってて、同棲してて、お互いのくせとかほくろの数とかほとんど知ってるような頃かな。もはや家族。結婚しろ。

ナチュラルに私の日常に溶け込んでる跡部くんを妄想して、ふとそれはもはや跡部くんじゃないと気づいた。跡部くんはそんな庶民じゃない。あのお屋敷に住んでるからこその跡部くんなのに。
しかし庶民跡部くんというジャンルはかなり開拓の余地がありそうでおいしい。結婚するなら庶民跡部くんに限る。

跡部くんに慰められるお話と、幽霊になって跡部くんを見つめるお話を書きたい。